|
№14 千々波選手
今回の遠征においてアジア№1の韓国、本場ヨーロッパのハンドボールを体験でき、本当に貴重な遠征をさせていただいたと思います。韓国人選手が持つスピード溢れるプレーやテクニック、ヨーロッパ選手のダイナミックなパワープレーなど、すぐに身につくものではありません。
しかし、「こういったプレーもあるのか」、「なぜあのプレーができるのか」といったことに気づかされ、「自分もあのようなプレーがやりたい」という“向上心”、「もっと上手くなりたい」といった“自分の原点”に戻ることができました。
今回の遠征で学んだことを、日本での試合で少しでも“表現”できるように練習し、フェニックスの優勝に貢献できるように頑張りたいと思います。 |
|

左から:
千々波、松永、田中、山城、富田選手

「K-Sports」のメンバー

会場の雰囲気です!
|
|
|
№15 山城選手
まず、オフェンス面で感じたことは、ヨーロッパのサイドプレーヤーは、体勢が悪くなっても簡単にシュートを打たず、ギリギリまで“キーパーの動きを見極め”て、シュートを打ったり、キーパーのタイミングを外すために、抜いたり・スピンをかけたりと、今の自分にはないテクニックを持っている選手がたくさんいました。
ディフェンス面では、「K-Sports」メンバーの韓国人選手の“駆け引き”が、とても上手く感じました。相手への牽制やパスカット、チャージのタイミングや動きなど、ヨーロッパ選手より体格で劣っていても、駆け引き次第では対等に戦えることが分かり、なぜ韓国が日本より世界レベルのチームと対等に戦えるのかが、わかったような気がしました。
今回の遠征で見た素晴らしいプレーを、1つでも2つでも真似をして、自分の“競技力”の向上に繋げていけるように、日々の練習から常に意識して取り組んでいきたいと感じました。 |
|
|
|
№21 松永選手
「K-Sports」のメンバーは、過去の遠征の経験から、低いディフェンスでは走り込まれて強烈なシュートを打たれると考え、ディフェンスで相手に走りこまれないように、1-2-3、3-3等の高いディフェンスシステムで試合に臨みました。
フットワークを活かした高いディフェンスは、相手のミスを誘ったり、チャージを取ったりと、逆速攻から得点に繋がり、良いディフェンスができていたと思います。しかし、決勝トーナメントのポルトガル戦では、体格を活かしたプレーにディフェンスが引きつけられ、ノーマークを作られて得点を許すことが多くなり、相手の“フィジカルの強さ”と“ディフェンスを引きつける”プレーの上手さを感じました。
オフェンス面では、6−0ディフェンスと低いので、自分の得意とするロングシュートを打つ場面が多くなりました。ディフェンスに接触されずに自分のタイミングでシュートを打てた時は得点することができたので、シュートに関しては“自信”をも持てました。今回の遠征を通して、自分に必要な課題は、次の3点だと感じました。
・自らディフェンスを引きつけて、味方にパスするなどのプレー
・1対1の突破力(フィジカル強さ)
・高いディフェンスから、相手のミスを誘うフットワークを使ったディフェンス |
|
|
|
№1 田中選手
フェニックスからは、若手4人の参加ということで、初めは緊張や不安が少なからずありました。しかし、プレーをしていくうちに緊張や不安はなくなり、逆にヨーロッパの選手のシュートを止めたい、どうやったらシュートを止めれるかなどを考えるようになりました。
最終戦である3位決定戦では自分が出場し、“ヨーロッパの凄さ”を実感しながらも、楽しんでプレーすることができました。オランダカップでは本当に良い経験ができ、参加できて良かったと思います。この経験を生かし、“競技力向上”に役立てていきたいと思います。 |
|
|
|
◆試合結果 優勝 ポルトガル 2位 エストニア 3位
K-Sports 4位 クロアチア
|
対戦相手 |
スコア |
得点者(日本人選手のみ記載) |
1戦目 |
イングランド |
29 (17-10 12-10) 20 |
千々波1, 松永2, 山城1 |
2戦目 |
エストニア |
28 (14-13 14-19) 32 |
千々波2, 松永2, 山城0 |
3戦目 |
オランダ |
31 (13-16 18-12) 30 |
千々波0, 松永3, 山城2 |
準決勝 |
ポルトガル |
23 (10-17 13-21) 38 |
千々波2, 松永6, 山城0 |
3位決定戦 |
クロアチア |
32 (14-15 18-16) 31 |
千々波0, 松永1, 山城2 |
|