韓国で武者修行!! 実業団3連覇に向け課題克服 |
今回のトレーニングキャンプは、7月25日から岩手県で行われる全日本ハンドボール実業団選手権大会
3連覇を目指すためのもの。チームワークやチームのコンビネーションを高め、大会で勝ち抜く力を身に
付けるために細かい課題をもってこのキャンプに臨んだ。 |
初戦 2007.7.17(火) 韓国 成均館大学 |
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戦評
この試合は、韓国人選手を入れての久しぶりの試合で、右利きの選手だけでどう試合を進めていくかが鍵となる。前半は、ミスが目立ち、コンビネ−ションも悪く2点ビハインドで折り返すが、後半はディフェンスで辛抱強く守り、速攻につなげたプレーで得点を重ね、33対32の1点差で勝利を収めた。
この試合の課題は、相手チームのポストのマークが甘いことと、右利きの選手が多い中でのボール回しが上手くいかなかったこと。明日は、今日の試合の課題を修正し、試合に臨みたい。 |
【この試合のポイント】
◆前半20分頃、自らのミスにより相手に連続得点を与えてしまう。
◆ディフェンスとゴールキーパーの連係により、相手オフェンスに得点を与えない。
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第2戦 2007.7.18(水) 韓国 慶煕大学 |
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戦評
昨日の試合の課題のボール回しを、左利きの選手を入れることにより修正できるかが鍵となるこの試合。前半は、5-2とスタートダッシュに成功するが、その後はミスが続き16-15の1点差で折り返す。後半に入ると、相手の素早い速攻から失点するもオフェンスで確実に得点を重ね31-28の3点差で勝利した。
この試合の課題は、3点差にしてからのディフェンスで守れず、点差を離すことができなかったところ。勝負どころでのディフェンスをもっと意識しなければならない。しかし、この試合は左利きの選手を入れたことによりボールはスムーズにつながった。この調子で、一つ一つ課題を克服していきたい。 |
【この試合のポイント】
◆前半、ディフェンスからの速攻をトップディフェンダーの千々波が連続して決める。
◆スタミナのある大学生を相手に点の取り合いに勝つことができた。
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第3戦 2007.7.19(木) 韓国 成均館大学 |
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戦評
30分ゲームのこの試合は18日に対戦したチームとの再戦。ノーマークシュートを確実に決めることを意識し、試合に臨んだ。試合序盤は大同の固いディフェンスから得意の速攻が決まり8-2とリードを奪う。しかし、中盤以降に速攻を止めてしまったことにより得点できない時間が長く続き、相手に連続得点を与え、14-14の同点で試合終了となった。
この試合の課題は、試合序盤に大量リードを奪っておきながら速攻を止めてしまい、得点が止まってしまったことだ。明日の試合では、60分間最後まで積極的に走り通し、点を取りにいくハンドボールで臨みたい。 |
【この試合のポイント】
◆試合序盤、大同得意の速攻を地引が確実に決める。
◆エース白がマンツーマンされ、大同のリズムが崩れたところで修正できなかった。
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最終戦 2007.7.20(金) 韓国 トウォン大学 |
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戦評
昨日の課題、「最後まで走り切ることができるか」が、この試合の鍵。前半は、両チーム一進一退の攻防が続き12-10の2点リードで折り返す。後半に入ると、大同の固いディフェンスから速攻が決まり出し、大量10点差で勝利を収めた。
今回の遠征で取り上げた課題を今日の試合でしっかりと修正できた。この調子を維持し、国体東海地区予選・全日本実業団選手権大会とも優勝を目指したい。 |
【この試合のポイント】
◆前半、ゴールキーパー高木のナイスセーブ連発で相手に主導権を与えない。
◆60分間最後まで走り通すことができた。
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【7月試合予定】
第62回国民体育大会東海地区予選
日 時: 7月22日(日)
場 所: ホンダアクティブランド体育館(三重県鈴鹿市)
高松宮記念杯 第48回全日本実業団ハンドボール選手権大会
日 時: 7月25日(水)〜7月29日(日)
場 所: 花巻市総合体育館(岩手県花巻市) |
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