ベスト4進出をかけた戦いは、優勝候補の一角である日本ユニシスとの対戦。過去の対戦では全く相手にされることなく完敗していたチームであり、何とか一矢を報いたいところ。
第1ダブルスは相手の早い動き、配球に翻弄され、なす術なく完敗。
続く第2ダブルスの第1セットは相手のスピードについていけずミスを連発し、このセット落とす。第2セットも前半はリードを許すが徐々に盤回、終盤に追いつきデュースに持ち込んだ。三好・本田組の粘りから相手のミスもあり、このセットを取りイーブンとする。最終セットも中盤までは点の取り合いになったが、終盤早いタッチでの返球についていけずポイントを引き離され、このセットを落とす。
第1シングルスの相手はシングルス2枚看板の坂井選手。対する山形は自分の持てる力を全力で発揮するが実力で勝る坂井選手に2セットともに完敗。0-3で敗れ、ベスト4進出はならなかった。
今大会の最低目標であるベスト8進出に向け、是が非でも勝たなければいけない試合。
第1ダブルスのスタート当初はポイントを取合う接戦になるものの三好・本田組の実力が上回り、終盤抜け出して勝利し好スタートを切る。
第2ダブルスは第1セットを北林・森田組のミスで落とすが、第2、3セットは常にポイントをリードする優位な展開で連取し逆転勝利、この試合の王手をかける。
第1シングルスは好調の山形。第1、2セットともに相手を翻弄しての完勝。チームは3-0で勝利し、最低目標のベスト8進出を達成した。次は悲願のベスト4進出をかけ、優勝候補の一角である日本ユニシスと対戦する。
初戦に勝利し、硬さの取れた各選手が本来の実力を発揮。初戦で見られたミスも修正し、3-0で勝利を収め、3回戦へ駒を進めた。
今大会初戦ということもあり、いずれの試合もゲームの入りに若干の硬さが見られミスもあったが、身体が温まるにつれ本領を発揮。終わってみれば、どのゲームも相手に付け入る隙を見せることなく完勝。3-0で決勝トーナメント2回戦進出を決めた。
2連覇のかかった最終戦、優勝へのプレッシャーか、序盤からミスが目立ち勢いに乗れない。第1シングルスの山形が1セット目に勝利し反撃ののろしを上げるが、相手の勢いを止めることができず、チームは0-3で敗れ準優勝となった。
第1ダブルスで三好・本田ペアが2-0で勝利すると、第2ダブルスでは逆転で勝利。第1シングルスの近藤も後に続き、チームは3-0で勝利。2連覇に王手をかけた。
第1、第2ダブルスは相手に付け入る隙を見せず完勝。第1シングルスでは怪我から復帰した近藤も圧巻の戦いを見せ、チームは3-0で3勝目を収めた。
若手のホープ石塚を起用した第2試合の第1ダブルスは、緊張からか1セット目を落としてしまうが、三好が絶妙なカバーリングを見せ、残り2セットを連取。この勢いのまま第2ダブルス、第1シングルスも連取し、チームは3-0で2勝目を収めた。
今大会初戦ということで万全のオーダーで挑んだ一戦は、山形がファイナルデュースで落とすも、第2シングルの中西がきっちり取り返し、チームは3-1で勝利を収めた。