基本ルール
種目について
バドミントンには、1対1で対戦する「シングルス」、2対2で対戦する「ダブルス」があります
スコアについて
- 全種目ラリーポイント方式の21点マッチの3ゲーム中2ゲーム先取制
- 相手のフォルト、シャトルが相手コートに落ちた場合に得点となる
- 得点が20-20となった場合は、テニスのデュースのようにその後、最初に2点リードするか30点を先に取ったほうが勝ちとなる
インターバル(休憩)について
- どちらかが先に11点を取った時に、1分以内の休憩が設けられる
- ゲームとゲームの間に2分以内の休憩が設けられる
エンドの交替(チェンジコート)について
- 第1ゲーム終了後、コートを替わる
- 第2ゲーム終了後、第3ゲームを行う場合は、コートを替わる
- 第3ゲームでどちらかが先に11点を取った時に、コートを替わる
バドミントンのコート
バドミントンのコートは、シングルス・ダブルスともに同じものを使用します。ただし、インコートの範囲が異なります。(ダブルスは、2対2のため、シングルスより広い範囲となる)また、バドミントンは風の影響を大きく受けてしまうため、コートは体育館などの屋内につくられる
シングルスの場合
ダブルスの場合
サービス(サーブ)について
ルール
ラリーに勝った方が次のサービスを行う。ゲームの最初のサービスは以下の通り
- 第1ゲーム:
- コイントス、じゃんけん等の勝者が、コート権もしくはサービス権いずれかの選択を実施し、サービス権を獲得した方がサービス or レシーブの選択を実施する
- 第2・第3ゲーム:
- 前のゲームの勝者がサービスを実施する
第3ゲームでどちらかが先に11点を取った時に、コートを替わる
- サービスした方がラリーに勝った場合、同一のサーバーがコートの左右を変えてサービスする
- ゲーム中のサービスは、サービスを実施する方の得点が偶数ならコートの右から、奇数なら左からサービスする
- ダブルスの場合、サービス権が戻ってきた時には、前回サービスしたプレーヤーと異なるプレーヤーがサービスすることとなる
サービスの反則について
- サービス時、サーバーおよびレシーバーは、サービスコートの境界線に触れて(踏んで)はいけない
- サービス時、サーバーおよびレシーバーは、両足の一部をコート面につけておかないといけない(踏み出す、ずらす、浮かすはNG)
- サーバーは、ラケットで最初にシャトルのコルクを打たないといけない
- サービス時に持つラケットのシャフトは、シャトルを打つ際に下向きでなければいけない
- サービス時にシャトルを打つ際は、シャトルを腰より下で打たなければいけない
上記のような反則をすると、フォルトとなり相手の得点となります
サービス以外の反則について
- シャトルがネットに当たって相手コートに入らなかった時、またネットを通り抜けたり、ネットの下を通ったりした時
- シャトルがプレーヤーの身体やウエアーに触れた時
- プレーヤーがラケットや身体等で、ネットの下などから相手コートに入ったり、相手を妨害したりした時
- プレーヤーがラリー中に、ネット及び支持物に触れた時
- ネットを越えて、相手コート内でシャトルを打った時
- 同じプレーヤーが2回続けてシャトルを打った時(ダブルス時はペアの2人が続けてシャトルを打った場合も含む)
上記のような事象が発生した場合は、相手のポイントとなる