ベスト8を掛けての戦いは、S/Jリーグ上位の日立情報通信エンジニアリング。トップダブルスに本田・大関ペアを起用するが、1セット目を簡単に取られてしまう。2セット目はロングリターンで長いラリーを展開し、最後は攻撃へ。終盤リードしていたが、追いつかれ、逆転負けとなった。続く第2ダブルスも攻撃の糸口を見いだせず、敗北すると、トップシングルスも完敗し0-3で敗北した。
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第72回全日本実業団バドミントン選手権大会 決勝トーナメント第2試合
2回戦は、同じS/JリーグⅢのJP日本郵政との戦い。第1ダブルスは、日本ランキング16位の本田・大関ペア巧みな戦術で相手を翻弄し勝利すると、第2ダブルスは酒井・安壽多ペアが、得意のレシーブが冴え勝利し、トップシングルの森田へ繋ぐ。森田も1セット目は簡単に勝利するも、2セット終盤でコントロールを失いミスを連続してしまう。3セット目も調子が戻らず、逆転負けを許しチームに悪い雰囲気が流れたが、第2シングルスの曽根がその雰囲気を一掃するかのような、切れのあるスマッシュをコートに沈め、3-1で勝利しベスト16へ進出した。
第72回全日本実業団バドミントン選手権大会 決勝トーナメント第1試合
初戦は四国電力との戦い。第1、第2ダブルスも難なく勝利すると、初出場の川野が勢いそのままに勝利し3-0で圧勝した。
2022年日本ランキングサーキット大会 家壽多・正田
1回戦
初戦の相手は、村本・田代ペア。
序盤はロングサーブで相手を崩し、得点を重ねてリードを奪う。後半に大量失点があったものの何とか逃げ切り第1セットを奪う。第2セットは逆に序盤でリードされ追う展開に。何とか踏ん張って追いつくチャンスはあったものの、あと1点が取れず勝負はファイナルセットへ。ファイナルセットはドライブの展開から相手のリターンが鋭く、攻めきれないまま敗戦となった。
17位決定戦
17位決定戦の相手は、小池、・枡谷ペア。
第1セットは序盤から一進一退の攻防が続き、30-29で激戦を制して会場を沸かせる。第2セットも終盤までもつれる展開だったが、ここは相手の粘りから落とす。迎えたファイナルセットは勝利に燃える家壽多が最後までコートを走り抜き、前衛の正田がネットを攻める多彩な攻撃を見せ、勝利して17位で大会を終えた。

2022年日本ランキングサーキット大会 酒井・井上
1回戦
初戦の相手は、丸杉の竹内・今井ペア。
第1セットは空調の風に苦戦し、ミスを連発して落とす。しかし、第2セットでコートチェンジすると、本来得意とするラリー戦を制し第2セットを奪い返す。勝負のファイナルは中盤まで一進一退の攻防となるが、終盤の勝負どころでレシーブがネットにかかる痛いミスで失点し、そのまま敗退となった。
17位決定戦
17位決定戦の相手は、後藤・川崎ペア。
この試合は序盤から酒井の前衛を抜く配球で優位な展開をつくると、第1セット、第2セットともに終始落ち着いた展開でリードを奪い、勝利して17位で大会を終えた。

2022年日本ランキングサーキット大会 本田・大関
1回戦
相手は昨年インカレ4位、法政大学の小川・佐野ペア。
序盤からレシーブが相手の前衛につかまり、リズムが取れず失点を重ねる。たまらず得意のラリー戦に持ち込むため低い展開に持ち込むが、レシーブの精度を欠き、ミスを連発して第1セットを落とす。切り替えて第2セットに臨むが、序盤のミスで崩したリズムを挽回できず、そのまま敗退となった。
17位決定戦
初戦に続き、17位決定戦も大学生との対戦。相手は明治大学の農口・萩原ペア。
初戦の反省から、レシーブコントロールを意識して試合に臨んだが、やはりレシーブが安定しない苦しい展開となる。それでも、なんとかリードして試合を優位に進める展開に持ち込んだが、最後までレシーブが安定せず、ミスを連発して逆転負けを喫した。

第75回 全日本総合バドミントン選手権大会 酒井健登 井上洸ペア
予選
本選出場をかけて戦う相手は、川西・山元ペア。予選は一発勝負のため、しっかり実力を発揮できるかが勝負のカギになる。
序盤から落ち着いて試合を進める酒井、井上に対し、相手は初戦の堅さからミスを連発。そのまま優位に試合を進め1セット目を奪う。2セット目も試合の流れは変わらず、落ち着いて試合を進め、セットカウント2-0で勝利して本選出場をものにした。
本選1回戦
本選1回戦は、インカレでベスト4入りし、同じく予選を勝ち抜いてきた安壽多・上村ペアとの戦い。
1セット目、2セット目ともにラリーが続く展開となったが、酒井が冷静にレシーブで後衛の安壽多選手を動かすと、この作戦が見事に決まり、セットカウント2-0で勝利してベスト16入りを決めた。
本選2回戦
2回戦は日本ランキング4位の緑川・齋藤ペアとの戦い。
1セット目は序盤から早いタッチで押し込まれ焦ってミスを連発し、成す術なくあっさり落とす。圧倒的な展開にそのまま敗戦かと思われたが、2セット目は酒井が意地を見せ、しっかりラリーを作って攻撃するパターンで得点を重ねる。何とか粘って勝負に持ち込みたかったが、こちらの攻撃パターンにしっかり対応してきた相手から得点を奪うことができず、セットカウント0-2で敗れた。
第75回 全日本総合バドミントン選手権大会 本田尚人 大関修平ペア
本選1回戦
初戦の相手はコンサドーレの山澤・本田ペア。11月に行われたS/JリーグⅡで優勝し、全勝で最高殊勲選手、新人賞を獲ったペアである。
1セット目は初戦という堅さもあり、ミスを連発してあっさり奪われた。2セット目は序盤からリードして優位に試合を進めたが、終盤に6点リードから逆転され、先にゲームポイントを奪われた。しかし、ここから粘りを見せ再度逆転すると、最後はロングサーブが決まりセットを奪う。勝負のファイナルセットは序盤からラリーの応酬となるが、本田、大関両選手のレシーブが冴えわたり、相手のミスを誘って粘り勝ち、2回戦に駒を進めた。
本選2回戦
2回戦は初戦でS/Jリーグのトップダブルスに勝利して勢いに乗るインターハイ覇者の森口・野口ペア。
初戦の結果があるだけに、会場の注目は高校生ペアに注がれたが、本田、大関の両選手は得意の低いラリーで相手のミスを誘い、セットカウント2-0で勝利を収めた。この結果、創部以来初のベスト8進出を決めるとともに、次年の出場権も手にした。
本選3回戦
3回戦はS/Jリーグで名実共に日本トップレベルの井上・三橋ペアとの戦い。
1セット目は日本トップレベルの多彩な攻めに防戦一方となり奪われる。手も足も出ず完敗かと思われたが、2セット目は序盤からリスク覚悟で積極的な攻めを展開する。大関のレシーブで相手を崩し、本田が決める得意のプレーで終盤まで何とかくらいついたが、日本トップレベルの壁は厚く、セットカウント0-2で敗れた。