予選
本選出場をかけて戦う相手は、川西・山元ペア。予選は一発勝負のため、しっかり実力を発揮できるかが勝負のカギになる。
序盤から落ち着いて試合を進める酒井、井上に対し、相手は初戦の堅さからミスを連発。そのまま優位に試合を進め1セット目を奪う。2セット目も試合の流れは変わらず、落ち着いて試合を進め、セットカウント2-0で勝利して本選出場をものにした。
本選1回戦
本選1回戦は、インカレでベスト4入りし、同じく予選を勝ち抜いてきた安壽多・上村ペアとの戦い。
1セット目、2セット目ともにラリーが続く展開となったが、酒井が冷静にレシーブで後衛の安壽多選手を動かすと、この作戦が見事に決まり、セットカウント2-0で勝利してベスト16入りを決めた。
本選2回戦
2回戦は日本ランキング4位の緑川・齋藤ペアとの戦い。
1セット目は序盤から早いタッチで押し込まれ焦ってミスを連発し、成す術なくあっさり落とす。圧倒的な展開にそのまま敗戦かと思われたが、2セット目は酒井が意地を見せ、しっかりラリーを作って攻撃するパターンで得点を重ねる。何とか粘って勝負に持ち込みたかったが、こちらの攻撃パターンにしっかり対応してきた相手から得点を奪うことができず、セットカウント0-2で敗れた。