戦評
前回の湧永製薬戦では、立ち上がりからリズムに乗れず終盤まで修正することができずに20点差の大差で敗戦を喫した。今季2敗目で2位となっているが、今回の琉球コラソン戦で確実に勝利し、プレーオフ進出を決めたいところ。コラソンはスピードを活かしたオフェンスとマンツーマン気味の高いプレスディフェンスを特徴とし、勢いに乗ると手のつけられないチームである。
立ち上がりから激しい攻防が続き、シーソーゲームの展開。フェニックスも退場者を出すなど厳しい状況に置かれるが、キーパーを中心に我慢の守りを続けるもののリードを許してしまう。それでもディフェンスシステムをプレスから一線ディフェンスに変更し相手のリズムを崩し、失点を最小に抑える。それでもセットオフェンスでの確率が悪くシュートまでいけないミスを出し、相手に速攻を許してしまう。なかなか点差が広がらず前半は14−13の1点リードで折り返す。
後半はフェニックスディフェンスが機能し始め、キーパーの好セーブと相手のミスからの速攻が出始め、点差が徐々に広がり始める。それでも相手のマンツーマンディフェンスを崩せず、さらには相手もゴールキーパーの好セーブで最後まで諦めずに攻めの姿勢を崩さない。しかし終盤は相手も疲れからか動きが鈍くなったところを攻め、セットオフェンスも崩せるようになりディフェンスでも途中から入ったゴールキーパー高木を中心に守りきった。終わってみれば32−24の8点差で勝利を収めた。
今回の勝利によってプレーオフ進出が決定した。今後のリーグ戦は残り3試合となったが今月末に行われる全日本総合を挟み再び2月にリーグが再開される。
◆今回の試合のポイント
・勝利を収めプレーオフ進出を決めた。
・前半、高いプレスディフェンスを崩せなかった。
・後半はディフェンスが機能し、速攻が出始め突き放すことができた。 |
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