準々決勝 2010.12.24(金) |
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初戦の相手は日本体育大学。インカレでは2位という成績ながら、今大会ではHC山口、北陸電力を倒して勝ち上がってきており、若さ溢れるスピードとスタミナを兼ね備えた相手である。
立ち上がり、フェニックスディフェンスが機能し相手のセットオフェンスをキーパー東を中心に守り、そこから速攻と早いパス回しからのセットオフェンスで得点を重ねていく。しかし日体大もエースの得点を皮切りに、得意の速攻、素早いリスタートを仕掛けるといった激しいスピード溢れる攻防が繰り広げられる。両チームとも、同じようなプレースタイルで一進一退の攻防が続く中、4点差で前半を折り返す。
後半、スタミナの衰えない日体大は何度も速攻を仕掛け、点差を縮められ2点差まで追いつかれるが、フェニックスもディフェンスからの速攻で応戦し差を広げる。しかし、最後まで諦めない日体大もマンツーマンディフェンスでミスを誘い反撃するが、フェニックスは点差を守り4点差で勝利を収めた。 |
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◆今回の試合のポイント |
・立ち上がりディフェンスが機能し、速攻で点を取ることができた。
・後半、相手の速攻を許し差を縮められた。 |
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準決勝 2010.12.25(土) |
準決勝の相手は、今シーズン実業団選手権、国体、リーグ戦と3度対戦しているが、1勝2敗と負け越している大崎電気。優勝するためには必ず倒さなけれならない相手である。
立ち上がり先制を許すが、すぐさま得点を奪い返す激しいスタート。その後は、両チームのディフェンスとキーパーの好セーブで、なかなか得点が入らず互角の展開。しかし中盤に入ると、相手のエース宮崎選手の個人技にディフェンスが対応できず、常にリードを許してしまう。フェニックスも負けじと我慢して食らいつくが、渡久川が一発レッドカードで失格となる。さらに終了間際には、再び退場者を出してしまいプレイヤーが4人となり劣勢な展開が続く。それでも何とか踏ん張り、10−14の4点差で前半を折り返す。
後半もプレイヤー4人でのスタート。得点できないうえにミスも続き、逆速攻に繋げられてしまう。ようやくフェニックスも6人に戻り、反撃を仕掛けるが相手キーパーの好セーブに阻まれ点差を縮めることができない。またディフェンス面でも宮崎選手を起点としたオフェンスを止めることができず最大の12点差がついてしまう。それでも、終盤には武田のカットインとロングシュートなどで応戦し、途中交代のゴールキーパー高木と東の好セーブもあり点差を縮めるが、勝利には繋げられなかった。終わってみれば23−32の9点差で敗戦となり全日本総合5連覇は達成できなかった。今大会は準決勝で敗退となり、3位という結果で幕を閉じた。今後はリーグ戦が残り3試合となり、3月にはプレーオフが行われる。この最後の戦いでリベンジし、日本リーグ記録の6連覇を目指したい。 |
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◆今回の試合のポイント |
・前半に退場者を出し、主導権を握れなかった。
・最後まで諦めず戦ったが、追いつけず5連覇を逃してしまった。
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【最終成績】 優勝 大崎電気 2位 トヨタ車体 3位 大同特殊鋼 3位 湧永製薬 |
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【次回試合予定】 |
第35回 日本ハンドボールリーグ
日 時: 2月12日(土) 15:00〜 VS トヨタ車体
場 所: 枇杷島スポーツセンター(愛知) |
日 時: 2月19日(土) 14:00〜 VS 大崎電気
場 所: 和光市総合体育館(埼玉) |
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