戦評 第3戦の相手は、走りを中心としたスピーディーな展開を得意とする豊田合成。対するフェニックスは、今までのトレーニングで積み上げてきたパスワークと、相手を上回るスピーディーな展開に持ち込み、次週からは新潟国体も控えているため、“圧倒的な勝利”で弾みをつけたい。
立ち上がり気合の入ったゲームを展開するが、これが空回りしてしまいシュートミスを連発し、思うようなゲーム展開に持ち込めない。しかしゴールキーパー高木を中心としたディフェンスで得点を許さず主導権を渡さない。開始3分過ぎ、抜群のパスワークから山城がサイドから決めてようやく先制点を奪う。相手も負けじとクイックスタートで応戦してくるが、これをしっかりと守り得意の速攻へと繋げて千々波、武田、末松で得点を重ねる。16分には途中交代の新人熊谷が“リーグ初得点”を決めるなど、その後も“鉄壁ディフェンスからの速攻”を次々と繰り出し相手を突き離していく。さらに26分過ぎからは熊谷、末松、地引、武田で6連取し29−9の20点差で前半を折り返した。
後半の立ち上がり、前半のペースで試合を進めたかったが、セットオフェンスでなかなかリズムをつかめず10分過ぎまでは互角の戦いが続く。11分過ぎに地引、末松の連打で4連取するがディフェンスで踏ん張りきれず、点差が広がらない。20分過ぎ、疲れの見え始めた豊田合成に対してようやく速攻が決まりだす。途中出場の浦田もゴールを決め、終盤には野村、熊谷の“新人コンビ”で4連取し点差をさらに広げた。その後は奪ったリードを保ち48−24のダブルスコアで勝利を収めた。
◆今回の試合のポイント
・積極的なプレスディフェンスから得意の速攻で得点を重ねた。
・熊谷が両チーム最多の10得点を挙げ勝利に貢献した。
・途中交代の若手選手が積極的にプレーし勢いをつけた。 |
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フレッシュパワー炸裂中!
野村・熊谷の新人コンビ
※本人コメント※
☆野村選手
新人らしく、がむしゃらプレーで少しでもチームに貢献できるよう一生懸命に頑張ります!これからも応援よろしくお願いします!
☆熊谷選手
チームに貢献できるよう一生懸命戦いました。次週から新潟国体も開催されるので、勝利に貢献できるよう積極的に頑張ります!これからもよろしくお願いします!! |