大同特殊鋼 39( |
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)23 トヨタ自動車 |
(4勝) |
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(1勝3敗) |
戦評
日本リーグ第4戦の相手は、バックプレイヤー陣を中心にゲーム展開するトヨタ自動車。このバックプレイヤー陣をしっかり守ることと、前節の課題である“立ち上がり”を意識して試合に臨んだ。その立ち上がり、先制点を奪いたいところだったが、ディフェンスとゴールキーパーの連携ミスから逆に先制を許してしまう。その後、富田のポスト、山城の速攻で連取するが、ディフェンスが機能せず失点を許してしまう。ここで清水監督は、調子の上がらないゴールキーパー東と高木を入れ替えた。この采配が見事に的中!失点を抑え、ここから4連取(武田1、末松2、山城1)して主導権を握る。この流れから一気にたたみかけたいフェニックスだったが、積極的なディフェンスからマイボールにはするものの、肝心の“ノーマークシュート”を決められずなかなか突き放すことができない。しかし、ディフェンスで踏んばり、意地の7連取(白1、末松2、武田2、李1、地引1)を見せ、会場を沸かせた。その後も連続失点を許さず、前半を19−9の10点差で折り返す。
後半に入っても、センター末松を中心に落ち着いた展開を見せ、10分過ぎには得意の“ディフェンスから速攻”を中心に6連取(末松3、岸川1、李1、地引1)とし、勝利を決定づける。ここからはメンバーを国体のメンバーへとチェンジし、国体本番へ向けての戦いを展開。良い形で勝利をおさめ、弾みとしたかったが、試合終盤にミスを連発し、相手に追い上げられる形で試合終了。最終的には39−23の16点差で勝利したが、結果より内容を求めたフェニックスセブンにとっては、終盤課題の残る試合となった。
次回の試合はいよいよ国体本番。ここ2試合の課題である「立ち上がりの戦い方」と、「ノーマークシュート」を修正し、チーム一丸となって悲願の国体優勝のタイトルをつかみ取りたい。
◆今回の試合のポイント
・アグレッシブなディフェンスで相手のミスを誘い、速攻で優位に試合を進めた。
・ノーマークシュートを含め、細かいミスが多い試合であった。
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意思を統一し試合に臨む

国体の対戦相手を視察
(トヨタ車体 VS 湧永製薬)
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