戦評
フェニックスのスローオフで試合開始。先制点を奪い、立ち上がりから一気に主導権を掴みたいところだが、開始早々シュートミスから逆速攻を受け、先制点を許してしまう。対するフェニックスは、武田のサイドシュート、末松のカットインにより反撃し、すぐに逆転。しかし、相手のプレスディフェンスに対して上手く攻めきれず、ミスから失点し、なかなか点差を広げることができない。オフェンスで攻めきれない分、ディフェンスで踏ん張りたいところだが、連携が上手くいかず失点を重ねてしまい、再度逆転を許す。しかし、23分から退場者を出しながらも末松、地引、山城の3連取により逆転し2点差とする。その後は、一進一退の攻防が続き16-14と2点差で前半を折り返した。
前半の反省を活かし、後半は流れを変えたいところだが、立ち上がりから相手に2連取され、同点とされてしまう。しかし3分30秒、4分と相手が立て続けに退場者を出した隙に、棚原、武田、山城で4連取し、この試合最大の5点差をつける。この良い流れに乗りたいところだったが、相手もタイムアウトで息を吹き返す。さらにフェニックスも退場者を出してしまい、相手に2点差まで詰め寄られてしまう。23分には渡久川の得点後、残り約7分から攻撃を繰り出すが、相手ゴールキーパーの好セーブによりシュートを阻まれてしまい、逆に3連取され1点差まで詰め寄られてしまう。残り10秒、相手のフリースローで最大のピンチを迎えるが何とか凌ぎ切り、そのままタイムアップ。27-26と1点差で辛くも勝利を収めることができた。
この日のフェニックスは退場1回に対し、相手は4回と数的有利な状況が多かったにもかかわらず、フィニッシュのシュートを決めきれず、相手を突き離すことができなかった。一方、課題は多く出たものの岸川の負傷退場で途中出場したルーキー棚原が4得点の活躍を見せるなど、明るい材料も得られた。今回の試合の反省を活かし、今月の残り2試合、千葉国体へ向けてチーム一丸で戦いたい。
◆今回の試合のポイント
・イージーミスが多かった。
・相手ゴールキーパーにシュートを阻まれ得点を決められなかった。 |
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途中出場ながら4得点の活躍を
見せたルーキー棚原選手
<棚原選手のコメント>
岸川さんが負傷退場して、悪い雰囲気になっていましたが、自分が頑張ってチームの雰囲気を少しでも良くしようと思い、がむしゃらに頑張りました。これからもチームに貢献できるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします!!
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