〜 若手中心の戦いで東海ブロック優勝 新潟国体出場権獲得!〜 |
7月8日から12日にかけて行われた実業団選手権では、“チーム一丸”となって優勝をつかみ取ったフェ
ニックス。悲願の「4冠獲得」へ向けて好発進をきることができた。今大会は新潟国体の東海ブロック予選
である。主力の全日本組が欧州遠征で不在のなか、若手を中心に“走り抜いて”優勝をつかみ取りたい。 |
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愛知県(大同特殊鋼) 30( |
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)25 三重県(Honda) |
戦 評
初戦の相手は、実業団選手権4位の三重県(Honda)。この試合に勝利すれば、ブロック大会優勝が近づくだけに、絶対に負けられない一戦である。立ち上がり、浦田のサイドシュートで先制すると、ディフェンスとゴールキーパーの連携から、松永、千々波の速攻へつなぎ4−1とリードを奪う。一気に突き放したいところだが、ミスから得点を許し、なかなかリズムをつかめない。しかし、地引、浦田、松永で“得意の速攻”を仕掛け、6連取し11−4とリードを広げる。ここで奪ったリードを守り、16−9の7点差で前半を折り返す。
後半に入っても、地引の“落ち着いたリード”から得点を重ねていく。7分過ぎには山城、浦田、松永の速攻で3連取し、21−11とこの日最大の10点とリードをひろげる。その後ミスからの失点で差を詰められたが、奪ったリードから余裕のある試合を展開、30−25の5点差で勝利した。
◆今回の試合のポイント
・ゴールキーパーを中心にディフェンスで粘り、失点を抑えることができた。
・速攻を中心に、最後まで走り抜くことができた。 |
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8月16日(日) |
愛知県(大同特殊鋼) 47( |
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)10 静岡県(選抜) |
戦 評
第2戦の相手は、クラブチーム主体の静岡県。フェニックスらしい戦いを展開し、気を抜くことなく最後まで戦い抜きたいところ。立ち上がり、ミスを連発しフェニックスらしからぬ戦いが続く。しかし熊谷のロングシュートで落ち着きを取り戻したフェニックスは、“鉄壁ディフェンス”から“怒涛の速攻”を仕掛け、相手を突き放していく。20分過ぎには渡久川、松永、熊谷、地引、浦田で7連取などでリードをひろげ24−6で前半を折り返す。
後半も勢いは止まらず、千々波、熊谷、地引、下村、山城の速攻で8連取し試合を決定づける。その後も“安定したディフェンス”で失点を最小限に抑え、速攻で得点を重ねたフェニックス。47−10の大量リードで試合終了となった。
◆今回の試合のポイント
・ゴールキーパーを中心としたディフェンスで失点を最小限に抑えた。
・速攻を中心にバランスよく得点を重ねた。 |
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8月16日(日) |
愛知県(大同特殊鋼)51( |
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)13 岐阜県(選抜) |
戦 評
今大会最後の相手は岐阜県。この試合で、きっちりと勝利し今大会を締めくくりたい。立ち上がり、山城のサイドシュートで先制するが、その後はシュートミスからなかなかリズムをつかめない。しかし、ここで地引が“パスカットから速攻”を決め、これを皮切りにリズムを取り戻したフェニックス。“アグレッシブなディフェンス”から次々と速攻を決め、25−7の18点リードで前半を折り返す。
後半に入っても勢いは止まらず、下村、千々波の速攻で得点を重ねていく。ゴールキーパー田中も“長身を活かしたキーピング”でディフェンスをフォローし、リズム良く試合を展開。結果51−13で勝利し、4年連続の優勝を飾った。
◆今回の試合のポイント
・60分間、速攻を中心に得点を重ねた。
・チーム一丸となり優勝をつかみ取った。 |
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勝利をつかみ取った選手たち
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今大会も“ディフェンスから速攻”が冴え渡った!
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【次回試合予定】
第34回日本ハンドボールリーグ
<開幕戦>
日 時 : 9月5日(土)
対戦相手 : 湧永製薬
場 所 : 枇杷島スポーツセンター(愛知県)
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<第2戦>
日 時 : 9月19日(土)
対戦相手 : トヨタ車体
場 所 : 東海市民体育館(愛知県) |
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