戦評
今シーズンのリーグ前半戦は、安定したディフェンスが機能し、失点もリーグ最小に抑えているフェニックス。今週から後半戦に入るが、前半戦と同様にディフェンスをしっかりと固め、“得意の速攻”に繋げて勝利を重ねていきたい。今回の対戦相手は北陸電力。攻撃のポイントであるエースをしっかりと抑え、フェニックス得意の“スピーディーな展開”へと持ち込みたい。
立ち上がり、白の技ありのロングで先制すると、続けて地引が速攻で決め2−0とリードを奪う。それからはアンラッキーな得点を許すが、8分過ぎに末松、野村、地引の速攻、武田のロングで8連取し、完全に主導権を握る。その後も末松、白の絶妙なリードからバランス良く得点を重ね、20ー12の8点リードで前半を折り返した。
後半の立ち上がり、白のカットインで得点するが、相手のポストプレーを守ることができず退場者を出してしまう。しかし、この流れの悪い場面で、白と末松の“絶妙なコンビプレー”から得点を奪い、相手の追撃を許さない。ディフェンス面では、相手のエースを徹底的にマークし、封じ込める。この徹底したディフェンスから、“得意の速攻”で、さらに相手を突き離していくフェニックス。23分過ぎには代わって入った松永が豪快なロングを決め、さらに武田のロング、末松、浦田の速攻でダメ押しの5連続得点を奪い、40−24の16点差で勝利を収め、末松のリーグ史上13人目となる“600得点達成”の試合を白星で飾った。
◆今回の試合のポイント
・試合開始から一気に加速し、最後まで走り抜いた。
・ポイントであった相手のエースを完全に封じ込めた。
・得意のディフェンスから速攻で得点を重ねた。 |
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意思統一して試合に臨む
フェニックス
 抜群の連携で得点した
オフェンス |