戦評 開幕戦では安定したディフェンスから“得意の速攻”で得点を重ね勝利したフェニックス。今回も得意の速攻に更に磨きをかけるべく、チーム一丸となって走りこみを行ってきた。
立ち上がり、ディフェンスを崩されて先制を許してしまうが、リベンジに燃えるフェニックスは“地元の大声援”を背に、すぐさま反撃を開始。武田が高い打点から豪快なロングシュートを叩きこむと、続いて末松が速攻でシュートを決め得点を重ねていく。トヨタ車体も反撃を試みるが、ゴールキーパー高木がことごとくシュートをセーブし反撃を許さない。攻めては“絶好調の武田”が連続でロングシュートを叩きこみ、開始10分で6−3とリードを奪う。その後も“白の個人技”、“末松の速攻”などで得点を重ねていくフェニックス。失点はあるものの、連続失点を許さず15−9とリードを広げる。残り5分をきり、リードを広げたまま前半を終えたかったが、プレスディフェンスに対応してきた相手のセットオフェンスを守ることができず、3連続失点を許し15−12の3点差で前半を折り返した。
後半の立ち上がり、末松が速攻から決めると、続いて武田が“技ありのブラインドシュート”を決めてリードを広げる。途中出場の渡久川も連続してポストシュートを決めるなど、リズム良く得点を重ねていくフェニックス。ディフェンスでは、後半から投入された熊谷が、“積極的なディフェンス”で相手エースの動きをシャットアウトし追撃を許さない。その後も、途中出場の松永、野村、東などが、“思い切りの良いプレー”を見せ、ベンチも含めてチーム一丸となった試合を展開。スピーディーな戦いぶりで終始リードを保ったまま、30−23の7点差で勝利を収めた。
昨年の敗戦を胸にリベンジに燃えたフェニックス。この試合では、地元のたくさんの声援を背に、会場の応援団と選手が一体となって勝利をつかみとることができた。これからもたくさんの方々に支えられていることを感じ、感謝の気持ちを忘れずに戦っていきたい。
◆今回の試合のポイント
・ゴールキーパーを中心に“鉄壁ディフェンス”で失点を抑えることができた。
・地元のたくさんの声援の前で勝利することができた。 |
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鉄壁ディフェンスの軸となる
ゴールキーパー高木

絶好調の武田が果敢に
ゴールを狙う! |