大同特殊鋼 29( |
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)15 北陸電力 |
(11勝1敗) |
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(4勝8敗) |
戦評
今回の対戦相手は、現在リーグ7位の北陸電力。下位グループであるが、決して「受身」にならずフェニックスらしい“スピーディーな展開”で勝利を収めたい。
立ち上がり、先制点を許すが、すぐに富田のポストプレーから7メートルスローを誘い、末松がこれを確実に決める。ここから一気に3連取(末松2、李1)したがセットオフェンスでのミスが目立ち、なかなか流れをつかめない。その後は両ゴールキーパーの好セーブもあり、11分過ぎまで4−4とロースコアの緊迫した試合展開。しかしここから“鉄壁ディフェンス”が機能し始める。アグレッシブな当たりで相手のミスを誘い速攻へ展開。6連取し(富田1、武田2、末松2、李1)相手を突き放す。ここで奪ったリードから余裕を持ってゲームを展開し、11−7の4点リードで前半を折り返した。
後半の立ち上がりも得意の“鉄壁ディフェンス”が機能、オフェンスでも末松を中心にテンポ良く得点を重ね、6連取(千々波3、富田1、末松2)と好調な滑り出しで流れをつかんだフェニックス。しかし中盤から北陸電力に「地元の意地」を見つけられ、速攻で失点。ただしその後は落ち着きを取り戻し、末松の“絶妙なリード”からセットオフェンスで得点を重ね、26−14と再び相手をを突き放す。終盤、北陸電力も最後の意地を見せるが、しっかりと修正された“鉄壁ディフェンス”で失点を許さない。途中出場の浦田なども“積極的なディフェンス”から得点。終わってみれば29−15の14点差で勝利することができた。
11月16日の惜敗を無駄にせず、反省が活かされた良い試合だった。12月の「全日本総合」へ向け、次週、次々週のリーグ戦も全力で戦っていきたい。
◆今回の試合のポイント
・課題であるディフェンスが上手く機能し、失点を最小限に抑えた。
・セットオフェンス、速攻などテンポ良く得点することができた。
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確実に得点を重ねるフェニックス

鉄壁ディフェンスが機能した
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