大同特殊鋼 34( |
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)30 トヨタ車体 |
(10戦 全勝) |
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(6勝3敗1分) |
戦評
日本リーグ第10戦の相手は、大崎電気に勝利し、今勢いに乗るトヨタ車体。日本リーグ第1戦は12点差で勝利しているが、好調なチームだけに気を引き締めて試合に臨んだ。
立ち上がり白の速攻で先制。その後も武田、千々波の追加点で3−1とする。しかしここで退場者を出してしまい、4連続失点から逆転を許す。 リズムを取り戻したいフェニックスは、白の“絶妙なリード”から渡久川がポストシュートを決める。ここから5連取し(渡久川2、山城1、富田1、白1)、主導権を奪い返す。一気に波に乗りたいフェニックス。だが、「鉄壁ディフェンス」がうまく機能せず、逆に5連続失点を許し8−10と2点リードされる。しかしディフェンスで粘り、チャンスを得点につなげ3連取し(白1、李1、地引1)、11−10と再度リードを奪い返す。その後はお互い点を奪い合い、15−14の1点リードで前半を折り返す。
後半立ち上がり、白の7メートルスローで得点するが、ミスからの失点が多く5分過ぎには17−19とまたもやリードを許す。しかし、地引が“体を張ったカットイン”で得点し、ここから3連取(地引1、山城1、白1)。完全に落ち着きを取り戻したフェニックスは、連続失点を許さず“得意の速攻”で相手を突き放す。ここで奪ったリードを最後まで守り抜き、34−30の4点差で勝利した。
次週は地元 東海市でトヨタ紡織九州を迎え撃つ。全日本総合、プレーオフに向けて大事な試合が続くが、チーム一丸となり勝ち星を取っていきたい。
◆今回の試合のポイント
・主導権が入れ替わる中、後半の勝負どころで主導権をたぐり寄せ勝利した。
・連続失点が多く、安定した試合運びができなかった。
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