大同特殊鋼 27( |
|
)23 Honda |
(6戦 全勝) |
|
(1勝5敗) |
戦評
今回の対戦相手は、センターディフェンスが大型で守りが堅く、両サイドの攻撃が速いHonda。立ち上がり先制点を取って流れをつかみたいフェニックスだが、出だしの硬さから相手に2連続失点を許す。しかしフェニックスも白の“巧みなカットインシュート”から、一気に5−3と、5連続得点(白1、富田1、山城2、千々波1)し、すぐにリズムを取り戻す。ここで流れつかみたいところだが、Hondaも地元開催、負けたら後がないことから必死に喰らいつき、一進一退の攻防が続く。前半16分過ぎにフェニックスはタイムアウトを取り、武田・末松の2連続得点で一気に抜け出そうとする。しかし、Hondaゴールキーパーのファインセーブがあり、前半を13−13の同点で折り返す。
ハーフタイムでは、ノーマークシュート、ディフェンスの修正指示を受け、選手同士細かいところまで話し合い、後半に臨んだ。
後半、富田のシュートで先制する。しかし、“鉄壁のディフェンス”が機能せず、一進一退の攻防が続く。前半の課題である、ノーマークシュートも、再三相手キーパーに守られ、流れをつかむことができない。しかし、体力に勝るフェニックスは15分過ぎからディフェンスが機能しはじめ、相手のパスミスを誘い、フェニックスの得意なディフェンスから、末松・千々波等の速攻などで得点を重ね一歩リードする。終盤リズムをつかむと最後まで粘り強いプレーを続け、地引のカットイン、末松の“気迫溢れるシュート”で確実に得点を重ねる。終わってみれば27−23の4点差で、勝利することができた。多くの課題が残る試合となったが、日本リーグ全勝で確実に好スタートを切っている。次週の湧永製薬に向けて今回の課題を修正し、日本リーグV4を目指していきたい。
◆今回の試合のポイント
・「ノーマークシュート」「ディフェンス成功率」の2点が、試合を通して修正することが出来なかった。
|

チームを引き締める高木主将

大事な場面で得点した
千々波選手 |