大同特殊鋼36( |
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)16 琉球コラソン |
(16勝1敗) |
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(3勝14敗) |
戦評
今回の対戦相手は下位のチームではあるが、スピードと3−3の高いディフェンスで守る琉球コラソン。今回の沖縄大会は、山城と渡久川の出身地ということもありたくさんの応援が駆けつけた。
フェニックスのスローオフで前半がスタートし、末松の“スピードプレー”で先制点を奪う。さらに相手のミスを誘い、フェニックス得意の「ディフェンスから速攻」が決まりだし、一気に5連取し(山城、白2、末松、地引)前半6分過ぎには、6−0と一気に差を広げていく。琉球コラソンの高いディフェンスを上手く崩せない局面もあったが、そこはうまく修正し、高木の好セーブにより差をどんどん広げていく。中央を守る武田と富田のコンビが、“アグレッシブなディフェンス”で仕掛け、そこから速攻を展開、10分間相手に得点を許さず21分過ぎには13−3と10点差をつけた。しかし、その後ノーマークのシュートミスが続き、差を縮められ16−8の8点差で前半を折り返した。
後半立ち上がり、“絶好調”の高木が大事な局面でゴールを死守し、流れを相手に渡さない。フェニックス得意の“アグレッシブなディフェンス”で相手のミスを誘いチャンスにしたいところだが、フェニックスもミスをしてしまい、相手を突き離すことができない。しかし末松の指示から立て直し、“多彩な攻め”から確実にノーマークシュートを決め、20分過ぎに8連取(富田2、武田、末松4、岸川)して一気に流れをつかんだ。ここで奪ったリードを保ちながら36−16の20点差で勝利した。
前半にシュートミスやディフェンスでのチェンジミスなどの細かいミスがあったが、後半には修正しプレーオフに繋がる試合展開ができた。今後はノーマークシュートミスなどを修正できるようにトレーニングに励みたい。
◆今回の試合のポイント
・安定したディフェンス、キーパーの好セーブから失点を最小限に抑えた。
・前半の連続シュートミスを、後半修正することができた。
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