大同特殊鋼 32( |
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)23 豊田合成 |
(15勝1敗) |
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(3勝13敗) |
戦評
今回の対戦相手は下位のチームではあるが、スピードと勢いがある豊田合成。リーグ通算400得点まで残り1点となっている松林に注目が集まる。この試合で確実に勝利を収めプレーオフ1位通過を目指す。
フェニックスのスローオフで前半がスタート、李の“素早い速攻”から先制点を奪う。さらに速攻で松林(この瞬間 400得点達成!)、松永が得点し3連取。ここから一気に流れをつかみたいところだが、パスミスを連発してしまい、必死に豊田合成が喰らいついてくる。しかし地力で勝るフェニックスは着実に得点を重ね、徐々に差をひろげていく。16分過ぎにはフェニックス得意の“守って速攻”を連発。5連取(李、松林、松永、武田、渡久川)し会場を沸かせ15−7とリードを広げた。そこからは一進一退の攻防が続き18−12の6点差で前半を折り返した。
後半立ち上がり、豊田合成はテクニカルミスを連発。その間に速攻とポストシュートなど“多彩な攻め”で5連取(李、松林、末松、松永、富田)し、23−12と相手を突き放していく。地元“名古屋の声援”に後押しされ、さらに4連取(富田、松林2、武田)し、試合を決定づけたと思われた。しかし、13分過ぎに気の緩みから攻撃でのミスを連発し、逆に速攻で攻められ連続失点を許し、ジワジワと得点を縮められてしまう。しかしここから途中で交代したメンバーが自分の役割をしっかりと果たし、リードを保ったまま32−23の9点差で勝利を収めた。
この試合では、後半の試合運びなど課題が残る結果となったが、これらを一つ一つ修正し、残りのリーグ戦とプレーオフへ繋げていきたい。
◆今回の試合のポイント
・松林選手がリーグ通算400得点を達成!
・主導権を握るもミスを連続し連続失点を許してしまった。
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