大同特殊鋼 33( |
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)26 大崎電気 |
(14勝1敗) |
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(11勝3敗1分け) |
戦評
今年初の公式戦は、相手ホームへ乗り込んでの大崎電気戦。昨年末の全日本総合では圧倒的な力で勝利することができたが、気を緩めることなくトレーニングを積んできた。
会場はたくさんのファンで埋め尽くされ、大崎電気への大歓声が飛び交う中、フェニックスのスローオフで試合はスタート。先制したのはフェニックス。白が個人技からステップシュートを決め、チームを奮い立たせる。ここから得意のスタートダッシュをかけたいところだったが、相手も地元の大歓声に後押しされ、6分過ぎまで3−3と互角の戦いが続く。しかしここから先に抜け出したのはやはりフェニックス。武田、末松の連打で突き放しにかかる。しばらく点の取り合いが続いたが、2点のリードを保ったまま、さらに3連取し(山城1、末松1、富田1)14−9とリードを広げる。しかしミスから連続失点を許してしまい、14−11の3点差で前半を折り返した。
後半立ち上がりから連続失点を許してしまい、1点差まで詰め寄られるが、ここは末松が落ち着いてゲームメイクし、末松、地引の連打ですぐさま取り返す。落ち着きを取り戻したフェニックスは、ミスは出るもののゴールキーパー高木を中心としたディフェンスでしっかりと守り、これを速攻につなげ得点を重ねていく。後半だけで7本の速攻を決め、“大事な場面で力を見せつけた”フェニックスが33−26の7点差で勝利をおさめた。
この試合に勝利し、勝ち点を28としたフェニックス。リーグ一番乗りでプレーオフ進出を決めた。
◆今回の試合のポイント
・相手のミスから速攻へと繋げ得点を重ねた。
・ゴールキーパーを中心に堅いディフェンスが光った。
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相手に対応したクロス攻撃で
得点を重ねる

7メートルスローを任される
ゴールキーパー東選手
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