秋田わか杉国体 準決勝敗退 3位に終わる |
前節の日本リーグ開幕戦で大崎電気に敗退してから1週間、個々の強さ・チームワーク・闘争心の3つをテーマに挙げ、国体へ向けトレーニングに励んできたフェニックス。過去2年間ともに準決勝で広島に敗れているため、是が非でも広島に勝利して決勝へ進み、8年ぶりの国体栄冠をつかみたいところ。 |
2007.10.5(金) |
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『地元開催で気合が入る
ゴールキーパー 荻田選手』
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戦評
大分県のスローオフで試合がスタートすると、前半はフェニックスが得意のディフェンスから速攻による展開で、14−8の6点リードで折り返す。
後半に入ると、一時は大分県の猛攻を喰らい1点差まで詰め寄られるが、その後はベテラン山本・松林の落ち着いたプレーで得点し、相手を突き放す。大分県も最後は意地を見せるが秋田出身のゴールキーパー荻田が好セーブし、試合を決定づける。最終的には30−24の6点差で勝利した。 |
【この試合のポイント】
◆初戦の硬さからミスを出し、相手に得点を許してしまう。
◆ミスが多い中、ベテランが落ち着いたプレーでチームを引っ張る。
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準々決勝 2007.10.6(土) |
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戦評
前日の試合内容が悪かったため、この試合のスタートからエンジン全開のフェニックスは、ゴールキーパー高木の好セーブから速攻による攻撃で次々と得点を重ね、前半を20−12の大量8点リードで折り返す。
後半に入っても攻撃の手を緩めることなく攻め続けたフェニックスは、サイドシュート・ポストシュート・ロングシュートとバランスの良い攻撃を展開し、39−28の11点差での勝利となった。 |
【この試合のポイント】
◆前半、積極的なディフェンスから相手のミスを誘い速攻につなげ得点した。
◆サイドマン浦田が7本中7本の高確率シュートを決めた。
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準決勝 2007.10.7(日) |
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戦評
昨年、一昨年ともに広島県に敗れているフェニックスは、気合いを入れて試合に臨んだが、気合いが空回りしミスを連発。立ち上がり0−4となり、たまらずタイムアウトをとる。落ち着きを取り戻したフェニックスはフォーメーションからの得点で差を詰め、前半を10−13の3点ビハインドで折り返す。
後半に入ると1点を争う一進一退の攻防が続くが、退場者を出してしまい点差を広げられ22−26の4点差での敗戦となった。
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【この試合のポイント】
◆末松のパスからポスト松林のホットラインで得点する。
◆2点差まで詰め寄る場面もあったが、勝負どころでのシュートが入らず逆に得点を許してしまった。
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3位決定戦 2007.10.8(月) |
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戦評
愛知県のスローオフで試合がスタートするが、相手にパスカットされ速攻から先制点を許してしまう。その後は、フェニックス得意のディフェンスから速攻が決まりだし3点リードする。しかし、相手も負けじと足を使ったスピーディーな攻撃を展開し、同点に追いつかれてしまい前半を折り返す。
後半出だしは落ち着いた攻撃を仕掛け3点リードし、試合を優位に進めていくが、退場者を出してしまい1点差まで詰め寄られてしまう。その後は一進一退の攻防が続き、残り10秒で佐賀県の攻撃、相手チームのエ−スがシュートを放つが、キャプテン高木がミラクルセーブ。1点差で勝利し、国体の3位を決めた。 |
【この試合のポイント】
◆前半、後半ともに序盤でリードし、試合を優位に進める。
◆後半の勝負どころで相手に得点を許さなかった。
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【次回試合予定】
第32回 日本ハンドボールリーグ
日 時: 10月13日(土) 15:00〜 VS 豊田合成
場 所: 大同工業大学石井記念体育館(愛知県) |
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