戦評
大同のスローオフで試合がスタートすると、相手のサイドシュートで先制点を許してしまうが、すぐさまエース白が奪い
返す。その後は両チーム共に点を取り合う一進一退の攻防が続くが、自らのミスによりジワジワと点差をつけられ、12分過ぎには5-8とリードを許す。ここで踏んばりたい大同は、ベテラン松林のポストシュート、キャプテン白のカットインシュートなどで1点差まで詰め寄るが、相手チームの厚いディフェンスの前になかなか得点をあげることができずに、
前半を12-17の5点ビハインドで折り返す。
後半に入ると、大同はディフェンスシステムを変え、高いプレスディフェンスで相手を揺さぶりにかけるものの、相手も
落ち着いた攻撃を展開する。後半序盤はゴールキーパー高木の好セーブから大同得意の速攻が決まりだし、16-20と4点差まで詰め寄る。しかし、大同は2人の退場者を出し、この試合最大となる10点差をつけられてしまう。同じように
相手に2人の退場者が出たすきに連続得点し反撃に出るが、4点差まで詰め寄ったところで無念のタイムアップ、
25-29で終了となった。
敗れはしたものの、後半は大同の「走るハンドボール」ができた。今月末に行われる全日本総合で必ずリベンジしたい。
|