決 勝 |
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大同特殊鋼 39( |
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12 |
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4 |
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4 |
4 |
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5 |
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3 |
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)37 湧永製薬 |
戦評
大同のスローオフで試合がスタートすると、激しい攻防の中から武田がサイドシュートで先制点
を挙げる。その後、両チームともに点を取り合う展開となるが、中盤に退場者が出た隙を突かれ
相手にリードされる。しかし、大同も負けじと相手のファウルを誘い、退場者が出た隙に同点に
追いつくが、前半終了直前にシュートを決められ1点ビハインドで折り返す。
後半に入っても流れは変わらず一進一退の攻防が続くが、16分過ぎに連続得点を許し、この
試合最大の4点差をつけられる。後が無くなった大同は怒涛の反撃に出る。堅いディフェンスか
ら白・末松・地引の連続得点で同点とし、2日連続の延長戦に突入した。
第1延長は大同が先制し試合を優位に進めるが、試合を決定づけるシュートを相手ゴールキー
パーに阻まれ、逆に残り時間2秒から相手にシュートを決められ、第2延長に突入する。
第1延長で武田・地引が退場したためコートプレーヤー4人という厳しい状況の中、ゴールキー
パー荻田が好セーブでチームのピンチを救う。その後、末松の連続得点でリードするが、守り
きることができず同点とされる。その後、両チームとも3点ずつを取り、34-34で第2延長も終了。
勝負の行方は両チーム5人の選手が交互に行う7メートルスローコンテストに移行した。大同は
白・末松の2選手が確実に決めた後、ゴールキーパー荻田が湧永2人目のシュートをスーパー
セーブ。その後、大同は浦田・岸川・地引が決め長い死闘に終止符を打ち、この瞬間大同の
日本ハンドボールリーグ プレーオフ3連覇が決定した。
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