戦評
大同のスローオフで試合がスタートすると、エース白がミドルシュートを決め先制点をあげる。試合序盤は、大同のプレスディフェンスが機能して相手のミスを誘い、速攻につなげる。末松・浦田らが確実にシュートを決めて、9-4とリードを広げる。
中盤に差しかかると、シュートチャンスを作るものの、相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれ、得点できない。チームのリズムが悪くなったところ、相手の素早い速攻をくらい、12-12の同点とされる。その後は、両チームともに激しく点を取り合う一進一退の攻防が続くが、ゴールキーパー高木の好セーブもあり、前半を18-17の1点リードで折り返す。
後半に入ると、両チームともにミスが続き、なかなか点が入らずにいたが、地引・浦田の2年目コンビが得点し、相手を引き離しにかかる。しかし、相手も粘りのある攻撃を仕掛け、後半10分過ぎには20-20の同点となる。
リズムを変えたい大同は、エース白に代わりサウスポー李を投入すると、この采配が的中する。李のフェイントに相手を引きつけ、武田・岸川が次々とシュートをねじ込み、後半20分過ぎには28-24とリードを4点に広げる。その後は一進一退の攻防が続くが、4点のリードを保ったまま37-33で試合終了となった。
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