剣道とは

剣道とは、刀を使った剣術をルーツとする日本の伝統的な武道です。
長い剣道の歴史の中で武道は"相手を倒す戦闘技術"から"自らの心身を鍛えるもの"となり 「人間形成の道」と呼ばれるようになりました。

稽古や試合を通じ心身を鍛え、自分に打ち勝つとともに、相手への思いやり、礼儀を学ぶことこそが「人間形成の道」であり、目標です。

老若男女問わず、そして体力の強弱や体の大きさにあまり関係がない、つまり身体的な差が無くても行え、生涯楽しめる競技です。
日本の剣術にルーツを持つ伝統武術の一つで、勝敗だけでなく【礼に始まり礼に終わる】という礼節を重んじる武道の一つでもあります。

現在の日本の剣道人口は約160万人と言われており、柔道人口の約10倍です。

構えの種類について

剣道の構えは図のとおり5種類(正確には二刀流を含め6種類)存在していますが、実践で使用される構えは主に、中段の構え、上段の構えとなります。

構えの種類について 構えの種類について

有効打突について

打突部位は主に面・小手・胴・突きの4種類です。
有効打突の条件は、気剣体の一致が条件となります。気剣体の一致とは「充実した気勢、適正な姿勢をもって竹刀の打突部で打突部位を打突し、残心あるもの」です。

簡潔にすると「気合の入った大きな声と正しい姿勢で決められた部位を打突し、打った後も相手の反撃に備え心を残しているか」となります。
例えば打突部位を捉えているが発声がない場合、有効打突にはなりません。

有効打突について 有効打突について

剣道の見どころ

他のスポーツとはまた違い、一瞬で決まる戦いでもあります。
一対一の戦いで、相手の仕掛け技等を先に見抜く心理戦も兼ね備えている所が剣道の面白所でもあり、見どころとなります。

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